右腕と指の痛み

右腕と指の痛みに悩まされ、仕事にも支障が出ていたお客様（50代女性）の事例です。

【主な症状や訴え】
＊右腕と指が痛い。
＊痛くて右手を十分に握りこめない。
＊左手も右手ほどではないが握りこめない。
＊手が冷たい。

【評価】
＊右眼瞼下垂（右瞼が左よりも下がっている）
＊右上方を目で追いにくい。
＊指の関節の可動域制限が強く、特に両側共に中指の制限が著明。
＊呼吸機能低下（上部・下部胸郭の動きの低下）
＊うつ伏せで左脚が短い。（左短下肢）
＊自律神経の乱れ（交感神経の異常な緊張）
＊後頭部～首～肩の筋肉の緊張が強く、本人曰く「パンパン」との事。
＊咬筋（咬む筋肉）の圧痛と過緊張　⇒ストレス反応
＊手が冷たい
＊東洋医学的には「腎」に反応あり。

【施術】
＊後頭部（顔面）から首にかけての筋肉（筋膜）をリリースし、身体全体の緊張を振動刺激で緩和。
⇒交感神経の緊張解除😊　手が温かくなる😊

＊うつ伏せで骨盤ブロックを使い筋肉の緊張とバランスを調整。背中の経穴にアプローチ。
⇒呼吸機能向上（息がしやすくなる）😊

＊右上腕～手指の皮膚・筋肉のリラクゼーション ＋ 右上腕～手指の皮膚・筋肉・関節・神経の活性化
⇒右手が握りやすくなり、右腕の痛みは軽減😊

　一番の訴えは右腕の痛みと手の握りにくさでしたが、右腕のみを施術しても施術効果が低いことは明らかなので、身体全体を調整する形で施術を行いました。
　今回は顔面や後頭部から首にかけての筋肉のリリースが特に有効で、精神的なストレスの影響の大きいと感じられました。リリース後は脳への酸素供給が改善し、その後の施術がスムーズに進みました。

　やっぱり脳の酸素不足は色々な問題を引き起こしますね。今後のコンデイション調整の為に呼吸法のアドバイスを行い、施術を終了しました。

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