神経科学、東洋医学、ポリヴェーガル理論に基づくメソッドで、健康な生活をサポート。

ストレス

食いしばっていませんか?


最近、だんだんと暖かくなってきましたが、朝晩と日中では気温差が大きいため、体調を崩しやすい時期でもあります。

また、これからは新入学、新入社の時期で環境が大きく変化する方もいますよね?

僕自身、年を取るごとに図太くなってきたのか(鈍感になってきたのか)、若い時ほどに緊張することは少なくなりましたが、昔から精神的に緊張しやすくストレスが溜まりやすいです。

今でもストレスと疲れが重なると、無意識に食いしばってしまい、アゴやほっぺたの筋肉(咬筋:噛む時に働く筋肉)がガチガチに緊張して硬くなりやすいです。先日もそれが原因でひどい頭痛に悩まされ、セラピスト兼アシスタントの影山に施術をしてもらいました。

少し話が専門的になりますが、咬筋が緊張すると、続いて頭や首の筋肉が緊張して硬くなり、頭痛、肩こり、眼精疲労などを引き起こすようになります。また、筋肉の緊張は脳の酸素不足につながり、脳の機能低下は身体全体の調子に影響します。

筋肉だけを考えても、首の大きな筋肉(胸鎖乳突筋)は股関節の筋肉と関係が深く、首の調子が悪いと脚の調子も悪くなり、簡単に脚の筋力が低下してしまいます。分かりやすいサインは「つまずき」です。

段差がない何でもないところで、「つまずく」ことが増えている方は下半身の力が出にくくなっている可能性が高いので、注意が必要です。

ちなみに、頭や首の施術後に下半身の筋力が改善することが非常に多く、やはり脳のある首より上の部位はカラダへの影響力が大きいと感じます。

食いしばりは奥が深いので、続編をアップする予定です。
それでは、またブログでお会いしましょう!