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脳リハビリの事例

右腕が痛くて上がらない

右肩が痛くで腕が上がらないお客様(60代女性)の事例です。
仕事にかなり支障がでている状態で来店されました。

【主な訴えや症状】
*右肩関節が痛くて右腕を十分に上げれない。また、右腕を下す時の痛みも強い。
*趣味の日本舞踊の動作で痛みが出る。
*右握力が弱く、右腕の力が出にくいために仕事に支障がある。
*最近、寝れていない。

【初回検査】
*右肩関節や右鎖骨の周囲の筋肉の緊張と筋力低下
*右腕の筋肉の緊張と筋力低下
*右握力の低下
*首の筋肉と咬筋(咬む時に働く筋肉)の緊張や圧痛
*眼球運動の低下など・・・・・

 以上のように右肩~右手にかけての筋力低下が目立つ状態のため、なんとか仕事を行えている状態との事でしたが、根本的な原因は右腕を中心とした神経系の機能低下が大きいと考えられました。また、自律神経の乱れや交感神経の異常な緊張も感じられました。

【初回施術】
①皮膚・筋肉の緊張を緩和させると同時に活性化を促し、全体のバランスを調整
②反応のあった経穴(ツボ)に対する施術を行う。
③右肩関節の筋肉のバランスや筋活動のタイミングの修正を図りながら可動域訓練を実施。
④最後に脳機能のバランスを調整

①~④の順番で施術を行いましたが、背筋の緊張がかなり強く、交感神経の強い緊張が感じられました。施術の合間で検査を行いながら施術を進め、筋力や握力の向上と共に右腕を上げる動作はある程度改善しましたが、今後は定期的に施術を受けることが望ましいケースであり、次回の予約をされていかれました。

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